映画「阿修羅のごとく」〜日本人でよかった〜家族の心(深っちゃん、深キョン、大竹さん 黒木さん 4姉妹の愛)
竹沢家の
お父さん(仲代達也)に
愛人と子供がいると知った
その事実に直面していく中で
それぞれの悩みも浮き彫りにされて。。
なんともいえない味わいのある物語でした。
どんなことがあっても家族には
決して途切れることのない絆があるんですよね。
「食」「所作(癖)」「助言(教育)」から見つめました。
そこに家族みんなで
作ってきた竹沢家の歴史があるようで。。
「食」
母親の味で育った娘たちだから
分かり合える味〜共通言語なんですよね。
冒頭、次女(黒木)の家で
父親の浮気調査をした三女滝子(深津)が
口火を切るシーンの食べ物が
硬くなった鏡餅を割って
油で揚げて砂糖をまぶしたスナックです。
私の家でも母が作ってくれ 大好きなおやつでした。
懐かしくも昭和にタイムスリップしました。
そして白菜漬け
年末の行事として4姉妹が実家に集まり、
母親(八千草薫)と一緒に白菜漬けを作っていくシーン
たくさんの白菜に
パラパラと塩を振りながら
浮気をされている母親を気遣いながら
ちょっと味が染み込みすぎたくらいのものも
美味しいよね〜とか
お母さんの白菜漬けがないと
お正月が始まらないとか三女滝子が語ります。
何気ない家族の行事に細やかな愛情を思います。
「所作(癖)」
ラスト近くになって、
不倫のことを知っていながら
波風立てずに過ごすことを決めたお母さんが
突然倒れ病院に運ばれますが意識も戻りません。
4姉妹各々が
待合室に離れて座りながら
記憶の中の母親の所作を語り合うのです。
まず、三女滝子が
色の濃い口紅を使っていた
母親の仕草を真似始めます。
濃い口紅だからと、
少しだけ唇につけて
ぱんぱん、ぱんぱんって。。
唇を開けたり閉じたりして、
色を馴染ませていく真似をし
そうすると、他の姉妹も
ぱんぱん、ぱんぱんって
唇を閉じたり開けたりして、母親を偲ぶ。。
皆が泣きながら
ぱんぱん、ぱんぱんって言いながら
偲ぶシーンは
愛し愛されていた関係そのものでした。
「助言」
結婚が決まった三女滝子が
仲の悪い四女(深田恭子)を
結婚式に招きたくないと言うシーンで
お父さんが放った言葉に深いものを感じました。
「しこりを残すことになる」
それは、三女と四女のしこりではなく
三女のお婿さんと四女のしこりになると教えてくれます。
そして私が印象に残っているのは
四女の不幸を望むほど嫌いだった三女滝子が
いざ、本当に四女に不幸が舞い込むと
そんなこと願ってなんかいないと泣き崩れるシーン
切なくも溢れるほどの愛情を感じます😭😭
どちらも幸せであればこその喧嘩だったり
負の感情なんですよね。
近しい家族の不幸なんて、一番悲しいものね。
邦画ってあまり見ないんですけど
久しぶりに見て、
あ〜これが、この感覚が
日本人なんだよね。。
今の時代は短縮形になった感じがあるけど
やっぱり根底に流れているのは
日本人の心なんだって思いました。
Just for today~今日のタロット
エンペラーの逆位置

皇帝ですよね。
威厳がある人で何でも出来るし権力もあり。。
正位置ならリーダーシップを
発揮した人とか読めるんでしょうけど
今回はなんとなく
逆位置でホッとしています。
Just for today~
ガンガン出来なくたっていいんだ。
何も力がなくても当たり前だし
弱いものだから、弱いなりに。。
そんな柔らかな気持ちで過ごせますように